テレワーク疲れは「20分ルール」で解消!座りっぱなしが引き起こす体の不調と簡単対策法

【運動・ケア】

こんにちは!

最近、テレワークをしている皆さんから、「なんか体がだるい…」「肩や腰が痛くてつらい…」という声を聞くことが多くなりました。

会社に通勤していた頃は、こんなことなかったのに…と感じる方もいるかもしれませんね。

「会社でも長い時間座っていたし」って思いますよね?

でも、テレワークと会社ではちょっと違うんです。

何が違うかって?それは、通勤、帰宅、そして仕事中の移動距離なんです!

通勤も、帰宅も、トイレに行ったり、お昼ご飯を食べるために移動したりするのも、実はとても大切な運動になっていたんですね。

「20分座ると体が固まる」ってホント?

「ずっと座りっぱなしだと体に悪い」ってよく聞きますよね。

特に、「20分座ると体が固まる」なんて話も…。

これ、ちょっと怖いですよね?

実は、これには少し注意が必要なんです。

医学用語で「反射性拘縮」という言葉がありますが、これは病的な原因で関節の可動域が制限された状態を指すことが多いんです。

20分座っただけで、誰にでも顕著な「拘縮」が起こると断定するのは、医学的な根拠としては一般的ではないかもしれません。

とはいえ、長時間同じ姿勢でいると、筋肉や関節がこわばって動きにくくなるのは事実です。

特に、腰椎を完全に曲げた状態が20分以上続くと、靭帯などの軟部組織が伸びてしまい、元に戻るのに40分以上かかるという研究結果もあるんです。(McGillらの研究, 1992年)

腕を挙げたまま寝てて、起きた時に腕を下ろそうとすると、イテテとなる、あれに似ていますね。

なぜテレワークだと体が固まりやすいの?

テレワークの場合、通勤や社内での移動がなくなる分、どうしても座りっぱなしになりがちです。

会社にいる時は、無意識のうちに体を動かしていたんですね。

20代の頃は、体が固まっても、ちょっと動き出すとすぐ元に戻るのですが、30代、40代になるとなかなか戻りません。50代以降はしっかり動かさないとさらに戻りにくいんです。

「私、もう〇〇代だから…」と諦めないでください!

じゃあ、どうすればいいの?

テレワーク中は、会社にいる時と違うということを理解し、意識的に体を動かすことが大切です。

  • 20分おきに立ち上がって軽いストレッチをする
  • 1時間に1回は部屋の中を歩き回る
  • オンライン会議中は、できる範囲で体を動かす

日常生活の中で、もっと手軽に取り入れられる工夫もありますよ。


例えば、テレビを見ている時であれば、CM(ちょうど15〜20分間隔くらいですよね!)の度に立ち上がって姿勢を変えたり、軽い体操やストレッチをしたり、水分補給をするのもおすすめです。CMの時間が、体をリフレッシュする良いきっかけになるんです。

面倒かもしれませんが、これらの運動はまるで、身体への省エネ対策なんですよ。

「私は大丈夫」と思っているあなたへ

怖いのは、この体の変化って、なかなか自覚しにくいんです。

気がつかないうちに、肩や腰が痛くなったり、体がだるくなったり…。

「自覚が出てからでは、手遅れかも…」なんて心配になりますよね。

完全に固まってしまうと、自分では元に戻せないことも多いんです。

でも、諦めないでください!

まずは、20分おきに立ち上がって伸びをするだけでも違います。

というわけで

テレワークは、時間に縛られず自由に働ける素晴らしい働き方ですが、その分、自分の体のケアも大切にする必要があります。

20分ルールに囚われすぎず、長時間同じ姿勢でいないことを心がけましょう。

こまめな運動と、ちょっとした工夫で、テレワークを快適に過ごしましょう!

この記事はいかがでしたでしょうか? 他にご要望がありましたら、お気軽にお申し付けください。

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